【ホテル】水戸岡鋭治氏デザイン豪華バス「ゆいプリマ」:旅編

神姫バスツアーズが運営する「ゆいプリマ~古都鎌倉 湯河原・箱根・芦ノ湖への旅」に参加させていただきました。

ゆいプリマはあの「ななつ星in九州」や「瑞風」をデザインした水戸岡鋭治氏が手掛ける豪華バスで、その細部に至るデザインは勿論のこと、サービスも最上級とのことで期待が髙まります。

集合場所の新横浜駅ではバスターミナルにひと際輝くバスが止まっていて、アテンダントの女性スタッフがこちらの姿に気付くと同時に駆け寄ってのお出迎え。サッと荷物を持ってくれて、ホテル並みのサービスを提供する意気込みが感じられました。

我々、試乗メンバーと取材スタッフが集まると旅のはじまりを祝うシャンパンセレモニーが。観光バスでシャンパンとはもはやバストは思えません。まさに地上のファーストクラス。乾杯!の発声のあと、いよいよゆいプリマの旅がスタートしました。

車内の内装は木材がふんだんに使われていて艶のある仕上げがエレガント。ゆったりとした座席は「蓮」「獅子」「唐草」をモチーフにしたモケット仕上げでふんわりと優しい座り心地です。足元には桐製のフットレストや、バッグを置くためのスペースが設けられていたりと細部にまで配慮が行きわたっています。

車内ではシャンパンやビールのアルコールドリンクから、アップルジュース等のソフトドリンクが用意されていて各席に備え付けのメニューから自由に選ぶことができます。

特におすすめなのは神戸で人気の御影ダンケのバターブレンドコーヒー。香り、こく、風味共に良くて今回の旅の間に何度かいただきました。

旅の全行程をエスコートしてくれるアテンダントさんから旅の説明と自己紹介がありあした。顔が見えるサービスに安心感が増します。

車内のバーカウンターは美しい細工が施されています。

トイレのドアには素敵なステンドグラスが。

さて、バスは最初の目的地鎌倉に到着。ここで一旦下車。

鎌倉では人力車で観光地巡り。初めて乗る人力車に大興奮でした。

鶴岡八幡宮や川喜多映画記念館、建長寺などの観光を終えて車内に戻ると地元のお菓子が用意されていました。ゆいの旅ではそれぞれの目的地の旅の余韻を楽しんでもらうためにお菓子のおもてなしがあるとのこと。なんとも心憎い演出です。

私はちゃっかりと鶴岡八幡宮で御朱印をいただきました。御朱印帳は旅の必須携帯品です。

バスは車窓に由比ヶ浜を眺めながら次の目的地である湯河原へ。

湯河原ではこの日お世話になるお宿「きたの風茶寮」にチェックイン。お宿の様子やお食事については後編でレポートしますね。

翌朝、お宿を経って向かったのは芦ノ湖。芦ノ湖の観光船「海賊船」に乗って水上観光を楽しみました。この日は生憎、富士山を見ることは出来ずでした。

対岸の箱根神社の鳥居などを眺めながら船は箱根関所港に到着。今回の旅の二つ目のハイライト「箱根関所」に到着。

日本の大動脈である東海道。その最も重要な街道宿として設けられたのが箱根宿であり、江戸と日本各地を結ぶ交通網の重要拠点と言えば、やはり箱根関所であると言えるでしょう。こちらでは当時の箱根関所の様子が音声や等身大のフィギュア、使ってわかりやすく再現されていました。その当時の調度品や暮らしの道具も合わせて展示されていて見応えがありました。


関所と言えば「入り鉄砲に出女」という言葉をよく耳にしますが、西国から江戸に入る際には「鉄砲」の持ち込みが禁止されており、逆に江戸から西国に出る女性はその身分が取り調べられました。箱根では特に出女の厳しい取り調べがあり、その様子が詳しく紹介されておりまるで歴史ドラマの一場面を見るようです。おすすめは急な階段の登ったところにある「遠見番所」です。高台から一望する関所の全景と芦ノ湖は絶景でした。

箱根関所はまるで歴史テーマパーク。江戸時代にタイムスリップした気分で楽しめるおすすめの観光スポットです。

「ゆいプリマ~古都鎌倉 湯河原・箱根・芦ノ湖への旅」の全行程を終えたバスは帰路へ。

途中の足柄サービスエリアでいただいたサクラエビのクリームコロッケバーガーが絶品で、サービスエリアグルメが楽しめるのもバスの旅ならではですね。

【後編に続く】

                                 2018.9.20

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