【ホテル】建築美に酔いしれる千本松・沼津倶楽部:食事編

沼津倶楽部でのお食事は、朝夕共に有形文化財に登録された歴史的な数寄屋造りの旧邸でいただきました。

この日のゲストは私達だけとあって、

素敵なダイニングをひとり占めさせていただきました。

沼津・焼津港が近くとあって、魚介を中心に季節の品々を楽しみました。


桜海老のコロッケ


地鶏ロースト ポン酢


冷製玉葱摺り流し 胡麻河豚白子と冬瓜


真鯛昆布〆 ハタ あらい一式


黒ムツ黄味揚げ 野菜餡かけ


あわび肝ソース 丸茄子炊き ミニ人参


空豆の焼きおにぎり茶漬け


無花果のコンポート


食後はロビーラウンジでワインをいただきながら

ディナーの余韻を楽しみました。


翌朝も同じお部屋で朝食をいただきました。

朝の光が入るとお部屋の表情が変わって、古き建物の良さがじんわりと伝わってきます。


わさび漬けや海苔の佃煮など、地元ならではのご飯のお供の美味しいこと!


朝食ではサプライズのおもてなしがありました。                   食後の果物とコーヒーを別室にご用意してくださったのですが、            なんとそのお部屋は日本国憲法の草案が考えられた由緒あるお部屋。

流石、窓枠や欄間の装飾が美しくて職人技が光ります。窓越しのお庭の景色も格段に美しくて歴史の舞台にふさわしい趣のお部屋でした。



他には先日の羽生善治棋士の棋聖戦で使われたお部屋も拝見させていただきました。



壁に掛けられた絵や、さり気なく置かれた本のセンスもお洒落で、ピナ・パウシュの写真集は私も同じものを持っているので、何だか無性に嬉しくなりました。


もう作る職人さんがいないそうで昔のガラスが大切に使われています。

自然の灯りを上手に使った、昔の人の知恵が溢れたお部屋です。




                              


沼津倶楽部での滞在は、昔と現在、和と洋がバランスよく存在する様式美を       全身で感じることができましたひと時でした。


                                                                                                           2018.7.3

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