【ホテル】建築美に酔いしれる 千本松・沼津倶楽部:ホテル編
数寄屋造りの伝統と、現代的な洗練された和のエッセンスが表現された空間はまさに総合芸術。客室わずか8室という贅沢を満喫してきました。
沼津港で人気の寿司店「古川」で地元のネタを握ったお寿司をいただき、タクシーで千本松・沼津倶楽部へ。黒壁のエントランスに到着しタクシーはここで降車。
黒壁沿いに数歩歩くと、目の前に広がる庭に存在感のある長屋門が現れます。このベストタイミングでスタッフの出迎えがありホスピタリティへの期待が高まります。
沼津倶楽部は明治時代に三ツワ石鹸の二代目社長が建てた別邸。当時の選ばれし人達が集う社交の場であり、避暑地であったとのこと。新棟のフロントまでの間、目に入る美しいお庭や建造物が当時を物語ってくれているようでした。
フロントのロビーラウンジは天井が高くて開放感が素晴らしいです。
格子を開いた目の前には沼津倶楽部を象徴する宿泊棟と水盤があり、
開放的な空間でよく冷えたシャンパンをいただながらチェックイン。
案内された客室は1階の水盤に面したお部屋でした。
扉を開くと、そこは土間をイメージした空間。
居心地が良くて、滞在中を通してここでのお喋りが最も花が咲きました。
ミニキッチンです。
冷蔵庫の飲み物は全て無料でした。地ビールが嬉しいですね。
天井や扉に自然素材をふんだんに使っていて優しい印象のお部屋でした。
こちらのベッドは最高に寝心地が良かったです。
客室のお風呂です。
アメニティは大好きなパンピューリでした。
ベッドまわりのステーショナリーのセンスも抜群です。
紙の材質やシャープに削られた鉛筆の芯からもそのこだわりが感じられました。
肌触りの良さは抜群でした。
地元の銘菓を静岡のお茶と一緒にいただきました。
館内のSPAも素晴らしくて、1時間貸切で利用することが出来ます。
空を眺めながら入る露天風呂は格別です。
岩盤浴も、サウナもひとり占めです。
夕食までの時間を水盤に映る木々の緑を眺めたり、鳥の声を聞きながら過ごしました。
沼津倶楽部は、昨年、惜しまれながら閉じてしまった二期倶楽部の二期リゾートが
運営をしていています。
その代表の北山ひとみさんの著書が客室に置かれていました。
ホテル運営への情熱が綴られていて、滞在中の読書に最適でした。
北山ひとみさん・・・一度お会いしてみたい憧れの女性です。
2018.7.2
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