【ホテル】湯布院御三家「由布院玉の湯」お宿編
紅葉も終盤の晩秋の好日、憧れのお宿「由布院玉の湯」に到着。
湯布院御三家の宿といえば「亀の井別荘」「山荘無量塔」、そして「由布院玉の湯」。
いずれも日本の最高級温泉旅館として知られています。
特に食事の良さで知られた「由布院玉の湯」。その素晴らしい宿に滞在しました。
お宿の玄関へのアプローチ。一切の派手さはなく限りなく自然な佇まいです。
到着時、駐車場がわからず、自分で荷物を降ろしたり、車を回したり。
もう少し早めの出迎えが欲しかったです。
最初の案内されたのが談話室。薪が燃える暖炉の前でチェックイン。
ゆず練りとお茶のおもてなしがありました。
ゆずは大分の名産。素朴な味わいでした。
客室の鍵のキーホルダーには木製のバターナイフが使われていました。
ロビーには火鉢が置かれていました。
談話室の壁一面の書棚には玉の湯のお料理の監修をされている
料理研究家の辰巳芳子さんの著書もありました。
談話室の前の中庭。正直、絶景のお庭ではありません。
高級旅館のお値段を支払ってこのお庭をみた人の中には
がっかりする人もいるかもしれませんが
このお庭に、玉の湯の全てのポリシーが現れているように思います。
一見すると雑草のような草・花が、伸びすぎてもなく、刈り過ぎてもなく
自然の野山の風景を切り取ったような絶妙のバランスで設えてあります。
手入れをしていないように自然体にみせながら、実は確実に手入れをしている
そのこだわりに唸らされました。
案内された客室は和室+洋室。
陽射しがたっぷり入る縁側からは、客室用の中庭に出ることができました。
洗面台は脱衣所を兼ねていて広々としていました。
さりげなく生けられた野花が愛らしいです。
源泉かけ流しの内湯には中庭に面した大きな窓があり開放感があります。
お風呂は大浴場もあり、大浴場の露天風呂からは由布岳を眺めることができるそうです。
私はうっかり見逃しました笑。
宿の中を散策すると、各所に飾らず自然に馴染んだ造形があり、
これもさりげなくて素敵です。
宿の近くには金鱗湖や、御三家の「亀の井別荘」もあり観光やお買物も楽しめました。
お土産は亀の井別荘の「鍵屋」さんで素敵なお買物ができました。
金鱗湖の水鳥たち。
紅葉の由布岳はまさに日本の原風景でした。
2018.11.20
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