【マナー】楽屋見舞いのマナー

本日は五月花形歌舞伎を鑑賞。

勘九郎さん、七之助さんの艶やかで息の合ったお芝居に

猿之助さんの宙吊りと、期待を裏切らない花形役者さん達のお芝居を堪能していました。


長年お芝居や舞台、コンサートに足を運んでいると、

稀にご好意で楽屋見舞いに伺わせていただくことがあります。

そんな時に気をつけたい「楽屋見舞いのマナー」について簡単にご紹介します。


まず、楽屋見舞いをお贈りする時期によってですが、公演の初日・中日であれば、日持ちがする物で関係者に配り分けやすい物が喜ばれます。千秋楽でしたら、持ち帰りのしやすい物が良いでしょう。いずれにしても、あまり大きくてかさばる物は避けたいですね。

また、お贈りするお品は季節を感じさせる物や、縁起の良いモチーフの物をお送りしたいですね。夏なら花菖蒲や鮎、金魚など涼を感じさせる和菓子。縁起の物なら七福神や招き猫、富士山などが気分が華やぎますね。

もし、お花をお贈りするなら、劇場近くのお花屋さんで求めると、劇場への配達などにも迅速に対応してくれることが多いようです。

いずれも、直接役者さんに手渡しが出来れば良いのですが、必ずそうできるとは限りません。その場合は番頭さんに預けたり、劇場によっては入口付近に楽屋見舞いやプレゼントを預かるコーナーを設けてくれている場合もありますので、メッセージを添えてその場を利用するのもスマートです。


写真は随分以前に片岡愛之助さんの楽屋にお邪魔した時のもの。愛之助さんの初々しくも凛々しくもある表情に注目です。

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